def yasuharu519(self):

日々の妄想

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

この記事はCA14 Advent Calendar 2013の1日目になります。

このアドベントカレンダーについて

アドベントカレンダーは、クリスマスまでの期間を数えるために使われる一つ一つ窓のついたカレンダーのことで、 IT界隈ではこのアドベントカレンダーにならって、1日1人ずつ同じテーマでブログ記事を書くのが最近一般的になっている。

CでAの会社の内定者の人たちでもこのアドベントカレンダーをやろうということになった。テーマは「おすすめの本」。ということで、これからクリスマスまでの期間、CでAの会社の内定者の人たちがみんなのおすすめ本を紹介してくれ、みんなでわいわい出来るだろうと思っています。

私のおすすめ本

私のおすすめ本は、David Allen著、田口元監修の、「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」。原著はこっち「Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity

Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity

大学の生協でぷらぷらと本を見ている時に最初この本をみつけてぱらぱらと本を立ち読みしたのを覚えている。 そのあと、内容を全部読みたいと思いそのまま購入した。 今までそんなに大量の本を読んだわけでもないけど、それなりの量の啓発本、文学、技術書などなどを読んできた中で、一番今の生活に影響を与えたものとして考え、みんなにおすすめできる本として考えた時に、この本が頭に浮かんだ。 (ほんとなら、新渡戸稲造の「武士道」とか言ってみたいけど)

この本は、タスクマネジメントの手法であるGTD(Getting things done)について日本語で書かれた唯一の?本であり、GTDという言葉を初めて聞いた人でもすぐに実践できるようにGTDのエッセンスが詳細に書かれている。 このGTDという手法は、タスク管理の分野でかなり一般的になってきていて、新しいタスク管理アプリがでたら、だいたい"GTD compatible"とか"GTD実践!"とか書かれているものである。

著者のDavid Allenさんは、もともとコンサルタント業をしていて人や会社にアドバイスをしている中でこの手法に行き着いたそうだ。

GTDという手法

GTDというのは考え方であり、手法である。つまり、あるツールやアプリを使わないと実践できないというものではない。そのため、紙とペンでGTDを実践するという人もいるし、GTD実践のためのアプリを使用するという人もいる。(実際、本では紙とペンとフォルダを使用した方法が紹介されている) これは、プログラミングにおけるTDD(Test driven development)がプログラム作成のための手法でそれを実践するためのライブラリなどは複数あるのと同じように思う。 "こういうようにしていくと、いいよ!"っていう感じの方法論。

詳しい方法などは本やGoogleで"GTD"とうって、出てきたページなどで見てほしいが、簡単に言うと、思いついた"すべきこと、しないといけないこと"を以下のステップで処理していくことである

  • 収集(おもいついたタスクを"すべて"収集する)
  • 処理(そのタスクはどういったものか?すぐにできるものか?他人にたのまないといけないものか?)
  • 整理(処理したタスクをあとで実行しやすいように分類)
  • 実行(タスクを実行する)

簡単に言うと行っているのはこれだけのことで、「なんだ普通のタスク管理とかわらないじゃないか」と思う人もいるかもしれない。

どんな些細な小さなタスクでもすべてタスクとして収集する。 些細すぎてすぐに実行できるのならば、収集して実行してから実行済としてリストから消せばいい。頭のなかで気になっている、すべきことをすべてタスクとして書き出すことで頭の中をからっぽにする

収集したタスクを、「今やらないといけないことか、いつから始められることか、今じゃなくてもいいことか」などを考えて処理し、それぞれのリストとして整理する。

以上のステップを踏んだ後で、"今日すること"リストのものを実行していく

なにがいいか

今すべきことに集中できる

今すべきこと、今始められないことなどを分類することによって、タスクをいい意味で忘れることができる。 今関係ないタスク、始められないタスクを、リストという外部記憶を使いながらうまく忘れる、"今すること"以外のリストのタスクは忘れることで、今すべきタスクにより集中できる。 単純にタスクをメモしていくだけでは、今しなくていいものまで目に入ってしまい、無駄にストレスを感じてしまうように思う。

どれくらいタスクが終わったか目で理解できる

タスクがうまく収集できていない状態では、今どれくらいのタスクが残っていてどれくらい終わったのかすぐに理解できない。 その状態では、なにかタスクが残っているようでもやもやする状態になりがちだし、タスクを思い出すことができず未消化のままし忘れることになるかもしれない。 もしもするべきことがあと一つとわかれば、多くの人が「すぐに終わらせて、残りの時間を自由な時間として使おう」と思うだろうと思う。

自分の気分以外で自分をコントロールできる

"今すること"がリストとしてできていれば、あとはそれに集中して実行するだけである。 それぞれのタスクは、一つの手順書のようなもので機械的にそれぞれのタスクを処理していける。 何もリストがなければ、思いつくままにタスクを処理していくかと思う。

GTD実践ツール

GTDを実践する為のツールはいろいろとあるけど、自分はThingsThing iOSを使用している。 このポストはおすすめ本についてなので、あまり紹介はしないが、MacOSXのタスク管理ツールとして、OmniFocusThe Hit ListWunderlistなども使用してみたけど、iPhone連携のしやすさからThingを使っている。最近では2Doも気になる。

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まとめ

文章書くのが苦手なので文章が長くなってしまい、なかなか伝えたいことが伝わらなかったかもしれないが、 自分が日頃実践してるGTDと、その手法の書かれた本の紹介をおこなった。 おすすめなので、タスクがいっぱいでストレスを感じてる人はぜひ実践してみればいいと思います。

CA14 Advent Calendar 2013の2日目はbebebe21です。こんなかんじでみんなのおすすめ本知りたい。わいわい。